節税しつつ投資が可能な確定拠出年金でゆとりある生活

平均寿命が徐々に延びていく中で、定年を迎えた後の生活を支える役割のある、厚生年金や国民年金などといった公的年金を経済的な生活のベースとしてあてにしていきたいところですが、現役世代が少子化により減っていたり、非正規社員が増えていることもあったりと支給される金額が引き下げられる見通しとなっています。
長生きすることが貧困を招かないようにするには、お金の寿命も延ばしていくことが必要になります。
あてにできない公的年金に上乗せする投資として注目されているのが確定拠出年金になります。
確定拠出年金は節税しつつ投資が可能な方法です。
確定拠出年金は個人や法人が掛け金を支払うことにより、定年を迎えた後に受け取ることができる年金を割り増しできるようにする制度のことで、個人型と企業型があります。
個人型は、自分で経営を営んでいる人や企業型確定拠出年金を取り入れていない会社に勤めている会社員が任意で加入するタイプです。
また、企業型は企業が企業型確定拠出年金を退職金の制度として取り入れていて、企業に所属している従業員に加入させて掛け金を、その企業が支払うタイプです。
個人型も企業型も投資先を自分で選択して、その運用パフォーマンスにより、定年を迎えたときに受け取ることになる年金や退職金の金額が変動するという特徴があります。
厚生労働省によると二〇一五年の十二月末日現在、個人型と企業型の確定拠出年金の加入者は五百七十万人以上となっています。
国会で改正法案についての審議が成立すると二〇一七年に、これまで加入することができなかった専業主婦や公務員、確定給付型企業年金制度の会社に勤めている従業員も加入できるようになります。